三重県志摩 藻場再生実験2021年11月より
ダイバー歴40年
ダイブステーション35 清水憲夫さん
40年間、志摩周辺を潜って
海洋調査などダイビングショップ店を営んでみえます。
40年前の当時は、カラフルな海藻でイキイキしていた。
どんどん水温が上がり今より、2~3度の変化があるそうです。
暖かい海域のブダイなどが海藻を食べたり海底の岩肌は丸裸です。
その、岩場には汚染動物というフジツボなどの付着生物が増えてきている。
食用にならないガンガゼというウニが増えており
更に海藻が食べつくされて磯やけが加速されている。
海藻がないのでアワビなどが育たない。
海女さんは、本当に深刻な問題。
この悪循環は後、数年は続くだろうと・・・専門家の方は言います。
この海域に海藻が生えて生育が出来る環境を
取り戻せるのならば期待が出来る!
ということで、トリニティーゼット®️による
藻場再生実験を2021年11月2日より開始しました。
海女さんたちによる協力のもと蠣浦殻をトリニティーゼット®️
40倍希釈に含浸させて天日干しにします。
それから、ネットに入れてロープで岩場に巻き付けたり
土嚢袋に入れて投下しての実験に入ります。
対象区は10メートル離れた場所で
50センチ×50センチ枠を調査する比較対象実験です。
∞調査の結果∞
年明け2022年1月にアラメの容態を発見。
明らかに、成長の違いが分かりました。
3月には、対象区のトリニティーゼット®️には
63本のアラメが生えております。
対象地区から離れた場所では数本という結果になりました。
このアラメの容態が夏を越して成長できるかがポイントです。
ガンガゼのウニがトリニティーゼット®️の方では、離れたのか、0という結果と
ケマンガイという今まで見なかっ貝が発見されたりと期待ができました。
これからの調査が楽しみです。
半信半疑でしたがこの、実験結果からたくさんのデータを元に
地球環境浄化のお手伝いが出来たらと思います。